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リフォーム工事の業種判断

リフォーム工事

リフォーム工事は、既設物の改築や改装を行う工事のことをいいます。しかし、工事の規模や内容は様々です。
ひと口にリフォーム工事といっても、その内容は多種多様であるため、一概にこの業種に該当する、と言えるようなものではありません。
リフォーム工事の業種判断は簡単ではありません。

工事内容で業種判断

業種判断で大事なことは、請負契約書等に記載される「○○邸リフォーム工事」のような「工事名」ではなく、「屋根葺き替え工事」や「外装塗装工事」といった「工事の内容」で判断することです。
建設工事の請負契約書や、注文書・請書に記載される工事名は、注文者と請負人との間で慣例的に使われている工事名が使われることがあります。

建設業法では、請負契約書に工事の内容を明記することが義務付けられています。請負契約締結の際には、「工事名」ではなく、「工事の内容」で業種判断をすることを徹底します。

また、リフォーム工事は複数の専門工事が含まれていることが多いことから、リフォーム工事は一式工事であると判断している建設業者の方が多く見受けられます。
一式工事は、元請の立場で総合的にマネージメントする建設業者が請け負う、大規模かつ複雑で専門工事では施行困難な建設工事、複数の専門工事を組み合わせて施工する建設工事です。
リフォーム工事は一式工事である、と軽率に判断することはやめましょう。

また、「○○リフォーム工事」という言葉だけで業種を判断せず、その工事の内容まで確認した上で、どの業種に該当するのか業種判断をする必要がありますので、ご注意ください。

注意事項

※この情報は2022.12.16時点の情報です。内容の詳細につきましては、各省庁等関係機関にご確認ください。

※本ページの内容についてのお問い合わせはお受けしておりませんのでご了承ください。